薬剤師の職能は変わってきている?どんなことを求められているのか


広がっていく薬剤師の機能

国は2025年度までにすべての薬局をかかりつけ薬局へ移行する予定です。従来の薬局の機能に加えて、健康サポート薬局の機能や高度薬学管理機能を持つ薬局づくりが進められています。そうなると、薬剤師の職能も大幅に広がることになります。国の薬局ビジョンにおいては、地域のプライマリ・ケアの重要性が示されており、健康に関するあらゆる問題を地域で対応する機能を充実させる必要があるのです。薬剤師は、単純に薬を提供するのではなく保険や医療、介護や福祉などの分野で、最初の相談窓口になる存在として期待されています。

女性の感性や生活感覚をフル活用できる

薬剤師は調剤や研究、専門分野を極める道もありますが、職業に性差はないものの、特に地域や在宅の現場では女性が求められています。施設が充実した病院は、治療の場であり、日常生活とはかけ離れた位置関係です。ところが、在宅医療においては、暮らしの場で医療を提供するため、病院とは異なる視点やアプローチが求められます。一言で表すのなら、それは生活感覚です。日々の暮らしの中でもちょっとした不便や不満、そして喜びを知っていなければ、生活の質を高めるようなサービスの提供はできません。そういう意味では、結婚や子育てで一度職を離れたとしても、資格をいかしてリワークしやすいです。薬剤師は、女性に向いている資格でもあります。家庭で生活感覚を身に着けた薬剤師が働くことは、一つの理想型となるでしょう。スキルとして強調されるのは、コミュニケーション能力であり、それはうまく話すのではなく、人を見ることです。見抜く力があり、行動できる薬剤師が求められています。

薬剤師のシニア求人を選ぶ際は、長く働き続けるために定年制度や再雇用制度の有無をチェックすることが大切です。